この記事ではラブドールの相場と国内品・海外品との違いを紹介します。
ラブドールは高くて手が出せない、こんな方は多いのではないでしょうか。実際、皆さんがイメージする一般的なリアルドールは30万円前後のものが多いですし、ほかのアダルトグッズと比較するとかなりぶっ飛んだ価格に見えますよね。しかし、ネットで探してみると安いモデルが意外と多いことに気が付くはずです。ではなぜ価格がにそれほどの差があるのでしょうか。
今回はそんなラブドールの相場と海外品との違いをまとめました。これから購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
相場別にみるラブドールの特徴
ラブドールの相場は10~30万円程度が一般的です。これより下はかなりチープな見た目で機能も少ないです。反対に価格帯が上がるほど見た目も機能も良くなっていきますが、初心者が買うには難しい価格帯ということで、だいたい30万円前後が上限となるようです。私もおすすめを聞かれたらこのくらいの価格帯をおすすめしています。
冒頭でも触れましたがラブドールの価格幅はかなり広いです。大型家電より高いものも多く、理想を求めるとかなり手痛い出費になるでしょう。そこでラブドールを4つの価格帯に分けて、それぞれどのような特徴があるのか解説しましょう。
相場 | 国内品 | 海外品 | トルソー型 | TPE | シリコン |
数万~10万円 |
| ● | ● | ● |
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10~30万円 | ● | ● |
| ● | ● |
30~50万円 | ● | ● |
| ● | ● |
50万円以上 | ● | ● |
| ● | ● |
使い心地を優先する方は素材の違いを厳しくチェックして下さい。素材や国産にこだわりたいという方は25万円以上のモデルに絞られますね。ただ私の経験上、ラブドールは金額よりも「この見た目でこの金額なら惜しくない」「この機能があれば十分」という納得感で選ぶ方が失敗はありません。たとえ10万円のラブドールでもあなたの目的に合えばきっと満足できるでしょう。
相場① 数万~10万円のラブドール【低価格】
数万円で購入できるラブドールは意外とあります。目安として7万円以上なら体格の小さな「ミニラブドール」、それ以下なら「トルソー型」の海外製品が見つかるでしょう。
ネックはどちらも素材にこだわれないことと、一緒に暮らすパートナーとしての存在感がないことです。既製品かつカスタム要素がほぼないものに限られます。見た目もリアル志向ではないのでチープに感じるかもしれません。ですが、最低限セックスはできるのでヤレればいいという方ならアリです。
もう少し頑張って10万円前後で検討できればバリエーションが増えます。反対に7万円以下で探すなら大型オナホールの延長戦のような顔なしのトルソー型か、顔があってもボリューム感のない製品になる可能性が高いです。
メリットもあります。小型なので収納スペースをとらないので、コッソリ隠し持つなら最適です。また、ドール趣味の延長でセックスもしてみたいという方なら性癖にも合うでしょう。小柄なドールを突きまわし放題です。
数万~10万円のラブドール
- ヤレればいい人向け
- ラブドールのなかでは格安
- サイズがコンパクトなので隠しやすい
- 軽いので扱い易い
- ドール趣味ならアリ
- 素材を選べない
- 一緒に暮らすような楽しみ方はできない
相場② 10~30万円のラブドール【通常価格】
この価格帯が一般的なエントリーモデルです。海外品がメインですが25万円以上なら申し分ないクオリティで、一緒に暮らすパートナーになってくれるでしょう。サイズ感、触り心地も程よくセックスもしっかりと楽しめます。反対に低価格帯は関節の可動域に疑問があったり、耐久性に不安が残ります。
10万円台は基本的にTPE素材一択ですが、ヘッドパーツの若干のカスタムを楽しめますし体格やバストサイズも選択できるものもあります。追加費用はかかりますが自立オプションもあるので好きなポーズで写真撮影もできるようになります。10万円台後半なら内部の骨格パーツをグレードアップしたり、一部口内パーツでフェラを楽しむこともできます。
20万円台は一般的にイメージされるラブドールです。見た目のリアリティが向上して存在感の違いが分かるでしょう。セックス、写真撮影、添い寝と基本的なラブドールの楽しみ方はすべてできますし、ボディの肉付きのオプションも増えるので、抱き心地が一層人間に近づきます。AV女優さんモデルの購入を検討しているならこの価格帯からがおすすめです。
10~30万円のラブドール
- 初心者向けのエントリーモデル
- 自立するタイプが手に入る
- 100cm越えのサイズもある
- 多少のカスタマイズもできる
- ある程度、消耗品として割り切れる
- 素材は基本的にTPE
- つくりの粗さが目立つ
相場③ 30~50万円のラブドール【高価格】
ラブドールを本格的に楽しみたい方におすすめの価格帯です。この予算でしたら材質がTPEだけでなくシリコンも選べます。国内品も視野に入れることができるのでクオリティの高い商品も選べます。メイクが細かく本物の女性と比べても遜色ありません。関節も丈夫ですから色んな体位のセックスも楽しめます。
30万円台以上はほぼ人間です。体格、表情、自立性などどれをとっても高級モデルならではの仕上がりを感じられるでしょう。スレンダーからぽっちゃりまで幅広い趣味をカバーしています。リアルドールならではの魅力と存在感を感じられますし、ヘッドパーツや肌色のカスタマイズだけでなく、一体型ホールの深さを変えたりもできます。モデルによっては標準装備で全身のリアルメイク、お尻や膣、胸などの肉付を柔らかくしたり、視線の動きをつけるなど細かなところまで手が届く価格帯と言えるでしょう。
30~50万円のラブドール
- 満足できるラブドールが購入できる
- フルシリコンドールも手に入る
- カスタム内容と標準装備の充実
- 国産品も購入できる
- 比較的高い
- サイズが大きく隠し場所がない
- 重量があるので移動が大変
相場④ 50万円以上のラブドール【最高価格】
ハイエンドモデルのラブドールです。一緒にいるだけで楽しいパートナーを見つけられるでしょう。見た目、肌触り、そしてセックスをする快感のレベルが別次元です。メイクの質もより細かく、隣に座らせて写真を撮ると人形には見えません。指までワイヤーではなく関節で動きますから細かいポーズが決めやすくなります。
50万円以上は人間です。自分で動いたり喋ったりはしませんが、長くお付き合いする彼女になるでしょう。高額なので誰でも手に入れられるわけではありませんが、ここまでの機能はほぼすべて使えますし、品質についての心配は不要です。「オリエント工業」「RZR Doll」のような品質を追求したブランドだけが販売しています。製品のクオリティだけでなくサポートの安心感もあるのでお財布に余裕があるなら是非検討したい価格帯ですね。
50万円以上のラブドール
- 品質が保証されている
- 有名メーカーの製品で安心
- 長く付き合える
- シンプルに高い
- 合わなかった場合は金ドブ
- 気軽に乗り換えはできない
ラブドールの相場を国産品と海外品で比較
ラブドールは価格幅が広く10万円前後のものもあれば100万円以上する高級品もあります。素材や機能を含めたトータルクオリティで価格が決まるので、必ずしもメーカーごとに価格帯が決まっているわけではないのですが、国内メーカーはやはり高い傾向にあります。ざっくり相場の違いです。
・国内品…平均相場 65万円前後
・海外品…平均相場 25万円前後
関連記事 ラブドールの相場 まとめ
国産品ラブドールの相場
国産品の相場は平均66万円ほどです。この数字は世界的に見ても高い金額です。しかし、「made in Japan」のクオリティに対して付けられている金額であり、相場としては高いのですがその分安心感が得られます。国産ラブドールメーカーとして有名な「オリエント工業」の平均価格は65万円、上級者に人気の高い「4woods」の平均価格は68万円前後です。
低価格帯の製品を扱っているメーカーもありますがシリコンやTPE素材を使ったいわゆるリアルドールとは異なるためここでは割愛します。
海外品ラブドールの相場
海外品ラブドールは主にアジア諸国で作られています。平均相場は25万円ほどで、素材にTPEを用いることで原価を落として製造コストを低く抑えています。だからといって粗悪品ばかりということではありません。クオリティが高いと評判の「Piper Doll」は20万円ほどの製品も販売しています。
メーカーに拘らず探してみると10万円を切る製品も多く販売されていて、見た目が気に入ればコスパ良く楽しめるラインナップが充実しています。その分機能やサポートは価格なりなところがありますが、試しに買ってみたい、1人目はエントリーモデルがいいという層の需要にピタリとハマった価格帯と言えるでしょう。価格帯は若干上がりますが、30万円前後で長く愛用できるラインナップが充実している「SINODOLL」「MWDOLL」「JYDOLL」の3つは特におすすめです。
20万円前後で購入できるシリコン製のラブドール
肌や質感にリアルを求めるならシリコン素材がおすすめです。実はアダルト通販サイトで有名なFANZAでは20万円前後で購入できるシリコン製のラブドールを取り扱っています。限られた予算の中でシリコン製を探している方はぜひ検討ください!。
Sanhui Dollトルソー 09/身長80cm/バストFカップ/素材シリコン
トルソー型のラブドールです。肌の質感や人間そっくな表情など20万円以下の商品とは思えないクオリティで仕上げられています。間接の動きも自然ですから様々なポーズを取らせて2人だけの甘い時間が過ごせます。この価格でしたら初心者でも買えますね。
商品名 | Sanhui Dollトルソー 09/身長80cm/バストFカップ/素材シリコン |
メーカー | Sanhui Doll |
サイズ | 身長:80cmトルソー バスト:Fカップ 縦:1030(mm)横:420(mm)奥行:280(mm) |
参考価格 | 194,810円 |
発売日 | 2021/08/13 |
WAXDOLL 10/身長130cm/バストAカップ/素材シリコン製
海外製品とは思えないクオリティで作られたラブドールです。身長130cmと小さめのサイズですが童顔な顔つきと発育途中のおっぱいをリアルに再現しているので全く違和感がありません。肌の感触もシリコン製らしく柔らかいので抱きしめる喜びが味わえます。
商品名 | WAXDOLL 10/身長130cm/バストAカップ/素材シリコン製 |
メーカー | WAXDOLL |
サイズ | 身長:130cm バスト:Aカップ 縦:1210(mm)横:230(mm)奥行:390(mm) |
参考価格 | 196,460円 |
発売日 | 2020/12/18 |
天使もえ トルソー/普通胸/素材シリコン製
あの人気AV女優「天使もえちゃん」のラブドールがヘッド付きで20万以下とは驚きです。トルソー型ですが本人そっくりの可愛らしい顔がリアルに再現されています。繊細で滑らかな質感とこの弾力は一度抱きしめたらもう手放せません。
商品名 | 天使もえ トルソー/普通胸/素材シリコン製 |
メーカー | SINO DOLL |
サイズ | 縦:900(mm)横:400(mm)奥行:300(mm) |
参考価格 | 219,156円 |
発売日 | 2021/04/09 |
ラブドールの相場が高騰しています
最近は様々な商品の値上げラッシュが続いています。ラブドールにもその波が押し寄せており相場は上昇を続けています。原材料費、光熱費の高騰がラブドールの世界にも大きく影響しているのです。また、海外製品が円の動きにも影響されるので以前より割高になってきました。更に生産している国の人件費高騰なども大きく影響しています。その為、買い時を逃してしまうと同じ商品でも高い買い物になってしまいます。
国産品なら今が買い時、海外品なら円相場が落ち着いてからというのが私の個人的な意見です。ただし、ラブドールとの巡り合わせは人との出会いにも似ていますから、運命を感じた時が一番の買い時であることは間違いありません。